ビーグリー(3981)がぶんか社を買収!今後の株価は?

株式投資

こんにちは、真理雄です。

株価が現在値よりも値上がりするためには、多くの「買い」が必要であることは言うまでもありません。

今回、ビーグリーが勉強用としてあまりにも最適な銘柄だったので、紹介させていただきます。

ビーグリーのファンダメンタル

買われる株の条件として筆頭に挙げられるのは、ファンダメンタルです。

テクニカルも重要な分析手法ではありますが、継続して上がるかどうかを判断するには、まず間違いなくファンダメンタルが関わってきます。

機関投資家や大口投資家は、業績や財務、将来性など、様々な要素を見ながら投資をしています。

ビーグリーが現在上がっているのは、ファンダメンタルが良好だからと言えるでしょう。

業績

四季報によると、ビーグリーの業績はかなり期待できる水準です。

1株益(EPS)を見てください。

84円→118円→152円と予想されています。

これまでの最高純益のEPSは114円です。

21年のEPS152円は驚異の数字と言えます。

四季報の予想通りの業績で進むなら、四半期決算ごとに「前年同期比20%増」といったニュースが流れ、そのたびに買いが入ると予想できます。

キャッシュフロー

一般的に、

営業キャッシュフロー↑

投資キャッシュフロー↓

財務キャッシュフロー↓

が健全な形とされています。

いくら業績がよくても、売掛金や受取手形ばかりで現金収入がなければ、資金繰りがうまくいかない可能性があるため、営業キャッシュフローがマイナスの企業には注意する必要があります。
※手元現金が少ないのに莫大な短期借入金がある場合、黒字倒産もあり得るため。

また、現金収入があっても有効な資産運用ができていなければ、今後の業績に期待しにくいです。

大量の資産を眠らせておくのはもったいないですよね。

何かしらの形で投資をして現金を減らせる余裕がある、つまり投資キャッシュフローマイナスというのは、ファンダメンタル的に見て好ましいわけです。

最後に財務キャッシュフローですが、これは株主還元(配当金支払い、自己株式取得など)や借金の返済にお金を使うことでマイナスとなり、逆に増資や借金をして現金を増やすことでプラスとなります。

プラスの場合は資金繰りが怪しいという見方もできる一方で、今後の経営次第では大きく化ける可能性もある状態です。
※資金を増やして大規模な投資を行うことで、業績の向上が実現できる可能性があるため。

しかしながら、その投資がうまくいくかは未知数です。

また、増資を行えば株式が希薄化しますから、株価は下がるのが基本です。

逆に、「業績が伸びた結果」として、借金を返済できていたり、株主還元ができていれば、それは好ましいと見れるわけですね。

そのため、財務キャッシュフローはマイナスであることが望ましいのです。

ビーグリーのキャッシュフローは、理想的な状態であることが見て取れますね。

財務

利益剰余金と有利子負債を見てください。

利益剰余金が有利子負債よりも多ければ多いほど、健全な経営をしていると言えます。

利益剰余金はこれまでの経営で稼いできた貯金のようなもので、有利子負債は借金と考えてください。

企業のみならず私たち個人にとっても、貯金よりも借金の方が多いと、ちょっと不安になりますよね。

コロナの時代だと、貯金額は今までよりも注意深く意識したいところです。

その点、ビーグリーは安心できそうですよね。

利益剰余金は有利子負債の3.5倍くらいありますから、安全性は高いと言って差し支えないでしょう。

自己資本比率も、50%を超えていれば安全圏であると私は考えています。ビーグリーは62%と、こちらも安心できますね。

最近の上昇について

9月18日に、株式会社ぶんか社グループを買収したことが材料視されています。

ビーグリー—一時ストップ高、大型M&A実施による業容拡大期待が先行

https://kabutan.jp/stock/news?code=3981&b=n202009230444

ビーグリーは電子コミック配信サービス『まんが王国』を運営しており、ぶんか社は女性向けの漫画ジャンルを得意とした総合出版社です。

ぶんか社は「義母と娘のブルース」が特に有名で、作品がドラマ化した際の平均視聴率は15%超と、優秀なクリエイターがいる出版社ですね。

買収の目的を要約すると、以下のようになります。

・ビーグリーが『まんが王国』などで蓄積したビッグデータやノウハウ、そしてビーグリーの作家やクリエイターとの多数のコネクションを活用することでぶんか社グループの作品創出力向上を加速する

・ぶんか社グループの目利き力を生かしたコンテンツ提案やオリジナル作品による差別化を図り、サービスを増強させる

この買収によって、さらに面白いオリジナル作品を創造できる余地を広げるとともに、ぶんか社でヒットした作品を『まんが王国』で独占配信させることで利益を出していく。

そんな意図が見える買収に、株式市場は敏感に反応しています。

ぶんか社グループだけで売上高50億円ほどありますから、ビーグリーの売上高は単純計算で1.5倍になります。

四季報によると、これまでの最高純益が678百万円。ぶんか社の純利益も6億円程度です。

ビーグリー単独でも成長性に期待できるのに、ぶんか社まで合わせたら、四半期決算ごとに話題性が高まるのは言うまでもないでしょう。

それだけでなく、今後ヒット作を生み出すことでさらなる成長も期待できるとあれば、この買収は大きな材料であると見て間違いないですよね。

実際、ビーグリーの株価は大きく上昇するとともに、出来高は増加傾向にあります。

出来高が多くなるというのは、投資家の注目度が上がっている、換言すれば人気化しているということです。

出来高が多ければ多いほど、大口投資家が参入しやすくなりますから、それだけ株価値上がりの余地があるということでもあります。

また、大量の資金を動かせるだけの魅力がビーグリーにあるということでもあります。

上場来高値2545円は、すぐそこです。

2545円を突破できればいわゆる青天井の状態に入りますから、上場来高値をどんどん更新していくことも視野に入るのではないでしょうか。

懸念点

信用買い残が多いのは気になるところです。

現在の日々の出来高が50万株前後に対して、信用買い残が120万株。

この120万株は長期で保有するような投資家ではないでしょうから、売り圧力となります。

この信用買い残に加えて、上場来高値付近での売りも予想されますので、株価2500円前後では揉み合いの展開となるでしょう。

さらに悪いことに、現在信用取引の残高が日々公表に指定されています。

信用残が今以上に増えるようであれば、日々公表から増担保規制となってしまうことも考えられ、買いが急速に細って売り優勢の様相を呈することもあり得るでしょう。

下手をすれば、揉み合いどころか大きく下げてしまい、より本格的な株価上昇がいつになるのか不透明な状態となりかねません。

ただ、逆に言えば、2500円前後の売りを吸収しつつ上昇していけば、ひとまず安心できると思います。

とはいえ、信用買いの勢力が待機していますから、やはり油断は禁物です。

しっかりと逆指値で損切りラインを決めておいて、いつでも逃げられるようにしておきたいですね。

ある程度株価が上昇したら、欲をかかずに利益確定させるのもいいかと思います。

株価指標は

理論的に言えば、ぶんか社グループ買収で見かけの業績は大きく上がるわけですから、perは切り下がったと考えていいでしょう。
※株式交換などでの買収ではなく、70億円を調達して買収するため、ビーグリーの発行済み株式数に変化はない。

現在のperは24倍前後で推移していますが、これはぶんか社買収前、それも今期のビーグリー予想の純利益で算出された数字です。

今期のビーグリー予想純利益で約6億円、そしてぶんか社の純利益6億円を足せば、合計12億円。

単純計算で、perは半分に切り下がることとなります。

さらに、四季報の21年度の業績予想ではビーグリー単体で純利益9億円を予想していますから、3億円をプラスできる余地があると見ていいと思います。

そうすると、12億円+3億円ですから、15億円。EPSにして253円程度でしょうか。

これを現在の株価で割れば、per9倍といったところで、かなり割安な水準と言っていいでしょう。

四季報の予想通り成長するのであれば、現在の株価から1.5倍か2倍くらいには上昇してもよさそうな気がしますね。

まとめ

ビーグリー、いかがでしょうか。

私個人としましては、要監視銘柄として位置づけることにしました。

現在保有している銘柄の値動き次第では、ビーグリーに乗り換えてもいいかなと思っています。

もっとも、上場来高値を超えられるかどうかを見極めてからにはなりますが…

もっといい条件の銘柄を見つけたら、またブログ記事としてまとめようと思います。

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