日建工学(9767)は○○に気をつけよう!

こんにちは、真理雄です。

株式投資をするにあたっては、日経平均よりも上回るパフォーマンスを期待してしまうのが投資家の性ではないでしょうか。

少なくとも、安定して上がっている銘柄には魅力を感じる方が多いと思います。

さて、日建工学(9767)は割といい形のチャートとなっています。

テクニカル分析的には悪くない銘柄かもしれませんが、他の点で問題視せざるを得ない部分があるため、この記事を書かせていただくことにしました。

日建工学は買い判断として正しいか

結論から言いますと、危険な銘柄です。

ファンダメンタル、テクニカルといった分析ではない視点から見て、危険なのです。

チャートを見てください。一日の出来高が5000株前後で推移しています。

ここ半年で見ても一番多い出来高は5月26日の38500株です

流動性があまりにも低い!

株式投資を始めたばかりの方は、流動性について知らないということもあり得るのではないでしょうか。

流動性を簡単に言いますと、自分の理想的な株価で売買ができるかどうか、ということです。

指値や逆指値で注文しておけば、その値段で約定するから問題ないでしょう?という声があるかもしれません。

私自身、株を始めた頃は、そのように考えていました。

残念ながら、違います。

株というのは、必ず買い手もいれば売り手もいます。これは絶対です。

ただ、買い手・売り手があまりにも少ない場合、自分の思った株価で約定させることが難しくなってしまいます。

ここで、仮に、あなたは果物のりんごを売る商人だったとしてください。

りんごを売るとしたら、首都圏と地方、どちらの方が売れるでしょうか?

常識的に考えて、首都圏ですよね。人の数が圧倒的に違います。

ゴーストタウンのような場所では、売ろうと思っても買い手がいないかもしれません。

例えば、りんご1個を100円で売ろうとしたとき、首都圏なら様々な人がいますから、100円で買ってくれる層が一定数いることでしょう。買ってくれる人が少ないとしても、全くいないというわけではないでしょう。

このように、売買の主体が多いことを「流動性が高い」と言います

しかしながら、買い手があまりにも少ない場合、75円じゃないと買わない、50円じゃないとだめ、みたいな人しかいない可能性もあります。

100円でもいいから買いたい!と言ってくれる人が一切存在しない場合もあり得る、ということですね。

このように、売買の主体が少ないことを「流動性が低い」と言います。

以上を踏まえて、株に置き換えて考えてみてください。

株価1000円で何かの銘柄を買ったとして、800円以下になったら逆指値800円で損切り、としましょう。

実際に800円になったとき、800円で売れるかというと、そうではありません。

りんごの話を思い出してください。買い手が薄いと、800円で買ってくれる人がいない場合があります。

つまり、800円で逆指値を注文していたにもかかわらず、780円などで約定してしまう可能性が十分にある、ということです。

下手をすれば、もっと安値で買い叩かれるかもしれません。

これが、流動性が低い株だと起こり得るのです。

では、流動性が低い株かどうかをどうやって見分けるのでしょうか。

まずはここを見よう

流動性について判断したいときは、日々の出来高を見ましょう。

出来高を見れば、一日でどれくらい売買が行われたか確認できます。

出来高が1万株に満たない場合、流動性が低いと判断してもいいと思います。

とはいえ、日々の出来高が1万株に満たなくても、何かの材料が出たことによって出来高が急増し、安定的に10万株以上の出来高が見られるようになった場合は、話が別です。

あくまでも、1万株に満たない出来高の状態で売買を行うのは危険ですよという話です。

また、より詳しく流動性について判断したい場合は、板を見ましょう。

板こそが、「いくらで売買したい」という意思が見える場所です。

売り板が少なければ買いたい値段で買えないでしょうし、買い板が少なければ売りたい値段で売れない。

ただ、板まで見るのはデイトレードを中心とした短期売買でしょう。

中長期で投資をする場合、出来高を見ただけである程度切り分けはできるかと思います。

他にもこんな問題が

流動性が低い銘柄の場合、売り手が薄いということでもあります。

つまり、板に並んでいる売りが少ない。

これが何を意味するかと言いますと、3000株くらい買えば株価が大きく上がってしまうということになります。

簡単に株価が上がるならいいのでは?と思うかもしれませんが、そうではありません。

大口投資家、機関投資家の目線になるとわかりやすいでしょう。

自分が買ったせいで株価が大きく上がってしまうわけですが、それよりもさらに値上がりを期待するには、さらに買ってくれる人がいなければいないわけです。

しかしながら、元々買い手が少ない銘柄なわけですから、買ってくれる人なんて期待できないんです。

だから、大口投資家は流動性の低い銘柄を避ける傾向にあるのだと推察できます。

そもそも、出来高が少ない銘柄ですから、大口が入っているわけがありません。大口が入っていれば、必然的に出来高は増えますからね。

要するに、大口投資家は流動性の低い銘柄を買わない。つまり、株価の値上がりを期待することが難しい。

もちろん、少量の買いで値上がりすることは事実なのですが、投資家としては、より安全な銘柄に投資したいところでしょう。

まとめ

記事タイトルにある「〇〇」は、流動性でした。

この記事では、流動性の低い銘柄は値上がり期待も難しいし、理想的な株価で売れない可能性があることを見てきました。

復習として、もう一度言わせていただきます。

出来高の少ない銘柄は論外であると考えてください。

私は、日建工学の出来高を見た時点で分析を中止し、他の銘柄を見ることとしました。

もっとも、かなり先の未来を見据えたうえで、確実に人気化する、確実に値上がりする…とわかっていれば、買ってもいいでしょう。

私には、まだその自信はありません。

第一、そこまでの企業分析ができるのであれば、もっと健全な銘柄はたくさんあるわけですから、より効率のいい安全な投資を心がけていきたいものです。

とにかく、勉強あるのみですね。

共に頑張りましょう!

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